
1968年公開 アメリカ(日本では2022年に4Kリマスターとして劇場公開)
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:デュアン・ジョーンズ(ベン)
ジュディス・オーディア(バーバラ)
【あらすじ】
墓参りにきた兄妹のジョニーとバーバラ。墓地にいた男に兄が襲われ、バーバラは、近くの民家に逃げおおせる。
あとから来たベンとともに籠城するが、徐々に人数が増えるゾンビたち。ベンは板と釘で外部からの侵入を
防ごうとする。屋内の捜索中にライフルを発見したベン。そして地下室から先客が出てくる。政府は衛星の爆発
による放射線が原因という。ますます増えるゾンビの集団を前に生存者たちは車での脱出を計画するが・・・。

【感想】
ロメロの第1作目。黎明期のゾンビワールドということで、出てくるゾンビは、ちょっと疲れ気味の普通の人風。
しかし、ひとたびゾンビたちが暴れだすと、肉や内臓を喰らう描写が溢れ、続作に通じるロメロの世界が展開
する。この映画に出てくるゾンビ、動きは遅いが、知能は高く、石を使ったり火を怖がったりする。
驚くことに、劇中でゾンビに喰われて死ぬ登場人物はいない。もみ合いになって頭を打ったり、スコップのような
ものでメッタ刺しにされたりと、口を使わない。他の生存者は、事故・仲間割れ・民兵による射殺だ。
死んでから喰われる描写はグロいのだが、結局はヒトコワの世界に帰結していて、テーマ性の強い作品の印象だ。

【考察】
・情報源の有益性
ラジオやテレビなど、可能であれば情報収集は必要だ。闇雲な行動を控える為にも、情報源の確保は
必須である。
・靴
簡単に放棄してはいけない。逃げる際の道の状態によっては命取りになる。だが、ハイヒールなど、
そもそも走りにくいものを履いていた場合は、素足で全速力で逃げる方がいいだろう。
・その他のNG行動
パニックになって、大声で叫んだりしてはいけない。かえって奴らを呼び込んでしまう。
ガソリンスタンドには、絶対に火を持ち込んではいけない。
相手が人間の場合は、無言で接近しない。まずは、自分がゾンビではないとアピールすべし。

【評価】
ストーリー ★★★★
リアル度 ★★★★★
考察参考度 ★★★
ゾンビ知能 ★★★

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